子宮に39(サンキュー)、子宮筋腫(仮)との決別

39歳独身 サボってた婦人科検診に4年ぶりに行ったら 子宮筋腫核出手術をすることになりました。

術後60日目

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2018年9月25日

 

術後60日目、リュープリン後75日目、

ついでに入院前に最後に仕事を行ってから2ヶ月後

 

目が覚めると、激しい腹痛。腰を取りたいくらい。

 

中秋の名月に呼ばれたのか、月のモノがようやく復活。

 

退院するときにもらったロキソニンを飲んだが、あまり効かなかった。(T-T)

 

初日とはいえ、多いっちゃ多い、多いけど……少ない……よね?

 

出血の量に変化が見られた。

 

闘病ブログを読んだ限りだと、皆さん術後出血量が減るのを期待していたが、

対して変わらないと書かれていたので、期待していなかったのだが、

これは、期待して良いのだろうか?

 

久々の生理との再会は、激痛だった。

 

 

術後59日目

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2018年9月24日 中秋の名月

 

 おぼろ月がキレイな晩だった。

 

 術後59日目 リュープリン後74日目

 

 足はパンパンにむくみ、空腹感が半端なく、職場のキンモクセイが香る。

 

 生理が近くなると嗅覚が異常に鋭くなる。

 

 とうとう、夜に下着が汚れていた。

 

 いよいよ、なのか…。

 

術後56日目

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2018年9月21日

 

 術後56日目、リュープリン後71日目。

 

 仕事中、席から立った瞬間ものすごい激痛! 

 

 痛くてしばらく動けず、そっと席に座って、下腹部をさすった。

 

 昔から、生理前に寝ている状態でくしゃみをしたりすると、子宮が引っ張られる感覚があるが、こんな事は初めてだ。

 

 とりあえず、まわりに気づかれないように必死だった。

 

 

 

2018年9月23日

 

 術後58日目、リュープリン後73日目。

 

 夜、下腹部が猛烈に痛んだ。早々に寝る事にした。

 生理はまだ来ない。

術後44日目、リュープリン後 約2ヶ月。

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2018年9月9日

 

 前回の診察で、そろそろ生理が戻ってくるらしいと言われていたが、

入浴中、身体を洗っている時に触れた乳首が立ってて、痛かった。

 

 生理が戻ってくるのが関係しているのか?

 

 生理が近いと、胸が張ったり乳首がいたくなる人もいると

ネットで調べたら出ていた。

 

 しかし、今までそのような症状が出た事がなかったから。

 こんな事は、中学生ぐらいの成長痛以来で、不安がよぎる。

 

 不安だが、きっともうすぐ生理が戻ってくるのだろうと、思う事にした。

子宮内膜質腫瘍について調べてみた。

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 子宮内膜質腫瘍について、ネット検索してみた。

 

 先生の書いてくれたメモのアルファベットは癖があって、一部筆記体で書かれていたので、ただしいスペルがわからなくて、苦労した。

 

 やっとそれらしいワードにヒットした。

 子宮内膜間質結節【しきゅうないまくかんしつけっせつ】

 (ESN)【いーえすえぬ】

 

 子宮内膜間質腫瘍は子宮体部間性腫瘍の中でも10%以下稀な腫瘍である。

 WHOの分類では、

 

 ● 子宮内膜間質結節(Endomerial stromal nodule:ESN)

 

 ● 低悪性度子宮内膜間質肉腫(low-grade endomerial stromal sarcoma:LGESS)

 

 ● 未分化子宮内膜間質肉腫(undifferentiated endometrial sarcoma:UES)

 

の3種類に分類される。

 

 ESNは非常に稀な腫瘍で、予後が異なるESSとの鑑別が重要となる。

 

 30~60歳代に発症、40歳代にピークがある。閉経期以降の発症は少ない。

 

 多くは、不整性器出血が初症状

 

 ESNは、完全良性病変で、切除後の再発はない。

 

 ESS,low-gradeは50%以上が再発するが、進行は穏やかで10年生存率は90%以上 

 

と書かれていた。

 

 悪性の場合は、珍しい病気のため専門の病院でないと治療できないだとか、3年くらいしか生きられないだとかも書かれていた。

 

 あと、それ以外にも怖い記事を発見した。

 

 ESNは、良性の腫瘍であるにもかかわらず診断が非常に難しく、良性のESNなのか悪性の物なのか、子宮全摘をして、病理検査を行った結果でないとわからないのが現状だと書かれていた。

 

ざっくり言うとこんな感じ↓

 

「良性で、良かったね♪ 良性だから、再発はないよ。子宮は全摘しちゃったけど、どんまい(^^)/」

 

 この記事が参考に書かれた本は、2006年出版である。

 

 つまり、医学が発展したこの年だったからこそ、腫瘍摘出で病理検査が済んだけれどもしも、もっと前に、それこそ腫瘍が発覚した時なんかに手術なんて事になっていたらと思うとぞっとする。

 

 そして、散々、検査検査検査でなかなか前に進まず、先生藪医者なんじゃないの?

 なんて、疑っていたんだけれど、

 

 皆、どの先生も頑張って最後まで納得のいく検査をしてくれたからこそ、ここまで来れたという事実を目の当たりにした。

 

 変わっている、変わっているってい言われ続けてたけど、腫瘍もお前もか!

という感じ。

 

 子宮筋腫が1/4の確率でその中でも、

 子宮内膜間質腫瘍が、子宮体部間質腫瘍の中でも10%以下の稀な腫瘍であって、

 そんな稀な腫瘍の中でも非常に稀な腫瘍 って、いったいどれくらいの確率なんだろう?

 

 たまたま久しぶりに診察を受けて、手術を薦められ、検査が何度となく慎重に行われ、最後まで、良性の可能性を見極めて診断を下されたというのが、どれほど、奇跡なんだろうと振り返ると思う。

 

 偶然では済まされない数々の必然が起こり、全てが丸く収まった。

 現代医療で、治療に当たったわけだけれどもスピリチュアルに足をツッコんでいる私としては、これは、レイキの導きなんじゃないかと思わずにはいられない。

 

 スピ系の人は、スピリチュアルの力で何としても手術を回避したいだとか、手術は良くないだとか書かれている人もいるけれど

 

 レイキの先生の中にも、ご自身の病気を手術以外の方法で治せる気がするというインスピレーションでレイキにたどり着き、無事回復された話が語り継がれているけれど

 

 私の場合は、「ああ、これは手術しかないな」と逆に直感した。

 

 レイキでは治せないと気づいていた。

 実際レイキを使っていたけれど、小さくならなかったし

(思い返せば、そんなに熱心に筋腫にレイキを送っていたわけでもないけど)

それこそ、レイキで治らないのを悟っていたのかもしれない。

 

 レイキそのもので、治せなかったけれど、

数々の必然にレイキの力を実感したし、手術前に心が落ち着いていたのも、術後の回復が早かったのも、痛みに耐えられたのも、レイキのお陰だと思う。

 

 そして、レイキの導きによって正しくレイキの教えと使い方を教えて下さった最良なティーチャーに出会えて、レイキを授かったこともすべて必然だったんじゃないかと思う。

 

 病院の先生、レイキの先生、ありがとう♡ と改めて感謝する。

 

 コレを書いている2020年4月、世界はコロナに犯され混沌としているけれど、レイキの力で人々の心を救いたいなと思う。

 

 信じない人は、何言っているの? と思われるかも知れないけど…。

 

 

 

 

 

 

 

 

術後27日目_診断結果発表

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2018年8月23日(木)

 

半休を取り、午後から病院へ

 

14:00今までで最大級に緊張して、病院の待合室で待つ。

 

 事前に悪性だった場合の確率なんかを調べていた。

 

 悪性の場合は、リュープリンでサイズが小さくならない事が多い。

 

 悪性と言われた人たちのブログを見る限りだと、生理の時相当辛そうだった。

 

 私は、どちらも当てはまらないハズだ。

 生理は、まあ辛いけど、そんなに騒ぐほどじゃないし、なんとか

腫瘍だって小さくなったし、きっと大丈夫だ。大丈夫なハズだ。

 確率は、0.5%なんだから。

 

 でも、何となくたとえ悪性と言われても受け止められるだけの気持ちも同時に持ち合わせていて、それがあるっていうことは、もしかしたら、もしかするのか?

 

 なんていう、不安もあった。

 

 いよいよ、診断が下された。

 

 結果、子宮筋腫ではなかった! 

Σ( ̄□ ̄;)

 

 大変珍しい腫瘍であり、中でも珍しい良性の物だった。

 

 故に、このブログのタイトルは ”子宮筋腫(仮)”なのである。

 

 先生が書いてくれたメモには、

Endomerial Stromal noduke(内膜間質腫瘍)

子宮の良性腫瘍

 

 と書かれていた。

 

 子宮筋腫ではないので、再発はしない! これにて終了。

 

 あとは、術後の回復は子宮筋腫と同様。

 再発はしないので、超音波検査から卒業 

\(^O^)/

 

 しかし、当然ながら子宮頚がんの検診は

1年に1度受けるべきだとは言われた。

 

 まあ、そうですよね(;^^)ヘ..

 

 一応念のため、悪性だった場合はどうだったのか聞いてみた。

 

 子宮全摘して、抗がん剤ですね。

 

 と、先生は言う。

 

 それって、つまり、癌じゃないですか!?

 

 悪性=癌 っていう構図がすっぽり抜けていたことを思い知らされた。

 

 悪性って悪いもんだというイメージは合ったけど、悪性の腫瘍=”癌”

という当たり前の事が解っていたなかった事を後になって、恐怖した。

 

 本来なら、生理なんて辛くて当たり前。

 子宮筋腫は死ぬような病気じゃないし、閉経後はサイズダウンする。

 30代以上の女性の4分の1の人は持っているもので、

手術しなくても良いとされる、病気だ。

 

 しかし、今回こういう展開によって、手術することになり

その結果、運良く助かったわけなのだが、あらためて油断しては

ならないものだったと、痛感させられた。

 

 取ってみたからこそ、わかった事で、

手術を薦められず、手術をせずに放置していたら、

もしかしたら……という事があったわけで、もしも何かの縁でこのブログを読まれた方、そういうこともあるので、やはり、油断せず自分の身体に向き合うことの大事さを知って欲しいと願う。

 

この日の診察代 ¥220

 

 

術後24日目

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 2018年8月20日(月)

 

 夏休みも終わり、いよいよ職場に完全復活。

 

 職場に着くだけで疲れた。(; ̄ェ ̄)

 

 仕事始だけあって、仕事量は少なかったが

 

 膣が痛くて、椅子に座れない。

 

 立ったまま、PC作業をしたり何度も座り直したり、

仕事終わりに、厚めのクッションを買いに行った。

 

 やはり、どっと疲れた。

 

 途中、後ろを歩く男性が、路の段差に躓いて転びそうになった。

ものすごい、冷や汗(;゜ロ゜)

 

 どうしよう、こっちに倒れてきたら除ける自信がない。Σ( ̄□ ̄;)

 

 幸い転ばなかったのだけど、普段何気なく出来たことができない。

こんな時、災害とか起こったら間違いなく、逃げ遅れて死ぬ(T-T)

 

 ハンディがある人というのは、こういう想いを常にされているのだろうか。

当たり前のことが当たり前にできない。

 

 しかも、端から見たら普通にしか見えないから気づかれないし、誰も助けてくれないだろうな……なんて、思う。

 

 とうとう我慢できず、おへそのかさぶたを全部取ってしまった。

 無事、傷は塞がっていた。

 

 なぜ、人はかさぶたを剥がしたくなるのだろう。

 

 あと1週間で術後1ヶ月。