2018年7月11日(水)
本当は、7月9日に3度目のリュープリンの予定だったのだが、
先生が急なオペだとかで、この日になった。
本当に毎日疲労がひどい。
組紐だったり仕事だったり、集中しようと思うと、どっと汗が噴き出す。
タオルが必須アイテムだった。
ぬぐわないと、目に入るんじゃないかと思うほど、ちょっとした滝のように汗をかいていた。
一度汗をタオルで拭うと、おさまる感じ。絶えず噴き出すとか、そういった感じではなかった。
組紐先生曰く、更年期の汗は気持ちの悪い感じの汗だという。
これが、それなのかは判断できなかったが、今年(2019年)は、そういった汗をかかなかったことから、あれは薬の影響だったんだと思われる。
ネットで、生命保険会社の手術の給付金の手続きもできるようだったが、よくわからず、書類に不備があってお金が貰えませんでした……なんてことが起こらないように、週末に保険屋さんに行って、必要な書類をもらいに行ったりもした。
断食は、2度ほど行ったが、2度目のリュープリンを受けた際に、体重が減りすぎると薬の量を減らさないといけないと言われ、それ以上断食をするのは止めた。
薬の量を減らすと、筋腫が小さくならないかもしれないとも思った。
1度目の断食で、3kg減り、食事を元に戻すと1.5kgぐらい戻った。
2度目の断食では、多少体重が減ったものの前回ほど減らなかった。
そんなこともあって、これ以上やっても減りすぎてもダメだろうし、これ以上やっても辛いだけでメリットがないことに気づいたからでもある。
そんなこんなで、過ごしてこの日を迎えた。
最初にできた ”しこり” は、ほとんど判らない程度になった。
やはり筋腫ではないのではないだろうか……?
今回は、いままで担当してくれていた女医さんだったので、聞いてみたら
注射の後しばらくしこりが残るとのこと。
最初に言ってくれていれば、不安になることもなかったのに……。
前回の男性医師も良くなかった。専門外とはいえ、婦人科の医師なのに、筋腫みたいだとか言って、誤診じゃない?
とりあえず、筋腫じゃなくて良かった。
前回の血液検査の結果を見せてもらったが、相変わらず健康そのもの。
どこにも異常がなかった。
先生は、「どうですか? 小さくなった実感ありますか?」
とおっしゃった。
そもそも大きくなってきた実感すらなかったのに、そんなこと判らない。
判らないけど、
1度目のリュープリン後の生理中。
トイレ(職場のトイレは和式)で、かがんだときに下からの圧迫感を
感じ、大きくなっているんだと実感をした。
長い時間、少しずつ大きくなってきた物だから、自分の中では自然で、
違和感とか判らなかったんだと思う。
手術を勧められて初めて、気にするようになって、感覚を研ぎ澄ませたからそう感じたんだろうと思う。
今までだって、きっと下から圧迫されていただろうに、気づいてあげられなかったんだなと思った。
そもそも、悪化しているなんて思いたくなかったし、気にしないようにしていたのかも知れない。
リュープリンを投薬されてから、パートナーといたしているときに、揺さぶられ、お腹の中に貼り付いた水風船が揺れて、お腹の肉が引っ張られているような感覚があった。
それまで、そういった感覚がなかったので、もしかして、筋腫が小さくなって、子宮と筋腫との間にスペースができたために、揺れる感覚がしたのでは?
筋腫は、小さくなっているんじゃないのか? という期待が高まっていたのは事実だ。
しかし、そんなこと先生に言えるわけもなく…
よくわからない……と答えるしかなかった。
内診の結果。小さくなっていた。
5cm。手術を薦められたときより、小さくなっている。
「大丈夫。小さくなっていますね。では、別室で注射を受けて下さい」
いつも通り、診察は大変速やかに行われ、ろくに説明のないまま
3度目のリュープリンを受けることになった。
注射は、1度目より痛く、2度目より痛くはなかった。