子宮に39(サンキュー)、子宮筋腫(仮)との決別

39歳独身 サボってた婦人科検診に4年ぶりに行ったら 子宮筋腫核出手術をすることになりました。

入院4日目_Part1

 

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2018年7月30日(日)

 

 やはり、4時半には目が覚めた。

 

 目が覚めると背中と腰が痛かった。

 どうやら、寝返りは打てないようだ。

 

 子宮筋腫で腹腔鏡手術を受けた友達が、しばらく腹筋が使えないよ。

 と言っていたが、こういうことか!

 

 寝返りって大事。

 やはり、荷物になってもクッションは持ってくるべきだったかと、後悔した。

 

 トイレに行った。

 ようやく、膣から変な音は聞こえなくなった。

 ガスは出るが便は出ない。

 

 暇すぎて、朝から廊下を行ったり来たりして、歩く練習をする。

 

 回復が嬉しすぎて、歩き回ったら頭痛が……。

 テンション上がりすぎて、仕事に行きたくなった。

 

 歩けるようになると、人間だったことを思い出す。

 昨日の朝は、とてもじゃないけど立つことすら、想像できなかった。

 歩けるってすばらしい。\(^O^)/

 ずいぶん、思考回路が単純になった気がする。

 

 朝食は、8時に来る。

 コールスロー、トマト一切れ、バナナ1本、牛乳パック1つ、苺ジャム

 

 およそ、病人食と思えない内容。

 そして、見事にすべて冷たくて、身体が冷える。

 

 食事中から、身体が冷えて胃痛。

 

 なんとか食べ終えて、ロキソニンを飲んで横になっていたら、先生らしき人と看護師さん登場。

 

 先生は、今まであったことのない人だった。

 寝返りが打てなかったせいで、何とか痛みから逃げるために、一所懸命腹筋以外の筋肉で、身体の向きを変えようと試みたせいで、全身筋肉痛。

 

 なので、お腹のガーゼを剥がされる時に、筋肉痛に響いて、痛かった。

 お腹の管を抜くの、痛くないけど変な感じがするって、看護師さんが言っていたけど、ちょっと、痛い気がする。

 

 痛くてしばらく動けなかった。

 とにかく、売店に行かなくては! 必至で歩いてみた。

 

 途中、ナースステーションでシャワーの予約をする。

 先生の診察があるかも? と、看護師さんが言っていたので、診察の時間に響かないだろう時間を聞き、予約を取った。11:00~11:30。

 

 そして、ナースステーションで売店(ローソン)の配達サービスの申込書を発見!

 

 一応、病室から動けない人用に、そういったサービスがあるのは良いと思うが、事前に教えてくれたら良かったのにな……。と思った。そして、病室に申込用紙置いてあったら良かったのに……とも思った。

 

 しかし、このサービス土日祝日はやってないらしい。

 みごとに、動けない日が土日にかぶっていた私には、どのみち使えないサービスだった。

 

 頑張ってローソンへ行き、水分をたくさん買った。

 重かった。お店の人に「重いので気をつけて下さいね」と心配された。

 

 手が塞がって、お財布をおへそに当ててしまって、やや痛かった。

 おへそのガーゼは、昨日のうちに剥がされて、無防備だった。

 

 手術で、カメラを入れるためにおへそは、バッテンに切り込みが入れられていた。

 

 デッカいデベソのようだ。これって、元に戻るよね? と不安になったし、早々にノーガードで大丈夫? とも思っていた。

 

 下腹部にも3カ所開けた穴には、昨日のうちにセロハンテープのような透明のテープが貼られ、管を抜かれた穴は、先ほど同様のテープで留められた。

 

 医療は進歩しているとは言え、こんな簡単なテープをしただけで大丈夫な物なんだろうか、シャワーしみないのかな? 不安。

 

 そして、ローソンにはパジャマ姿で買い物に行ったのだが、知り合いに会ったら……と思うとぞっとした。(たぶん会わなかったと思うけど)

 

 病室に戻り、ベットから起き上がる練習をする。

 リクライニングと鉄柵のお陰で何とか起き上がれる状態(腹筋は使えないのは、こんなに大変だったのかと腹筋に敬意を表する)

 

 家にはリクライニングや鉄柵などないのだから、何とか腕の力だけで起き上がれるようにならなければならない。

 

 そして、いよいよもうすぐシャワーの時間だ!

 と、思っていたとき看護師さん登場。

 多少時間を取られたが、シャワーの注意点を聞けて良かった。

 

 例のテープは、四隅がぺらぺら剥がれ出したら、もうテープを剥がしてしまって大丈夫とのこと。

 

 最後に貼られた管後のテープは、テープの中で最後に剥がそうと、密かに心に誓う。

 

 シャワー室には、時計がないので30分間の使用時間は、勘でしかない。

 中で倒れられたときに困るかららしいが、シャワー室は、内側から鍵をかけちゃいけない。

 

 なので、使用時間が過ぎて次の人が入ってきたら嫌だなと思って、できるだけ早めに出る。

 

 シャワー台では、おじいちゃんが看護師さんに髪を洗ってもらっていて、

そこに置いてある、ドライヤーを借り損ねた。

 

 しかし、季節は夏だしエアコンとタオルドライで何とか乾いた。