2018年7月30日(日)
やはり、4時半には目が覚めた。
目が覚めると背中と腰が痛かった。
どうやら、寝返りは打てないようだ。
子宮筋腫で腹腔鏡手術を受けた友達が、しばらく腹筋が使えないよ。
と言っていたが、こういうことか!
寝返りって大事。
やはり、荷物になってもクッションは持ってくるべきだったかと、後悔した。
トイレに行った。
ようやく、膣から変な音は聞こえなくなった。
ガスは出るが便は出ない。
暇すぎて、朝から廊下を行ったり来たりして、歩く練習をする。
回復が嬉しすぎて、歩き回ったら頭痛が……。
テンション上がりすぎて、仕事に行きたくなった。
歩けるようになると、人間だったことを思い出す。
昨日の朝は、とてもじゃないけど立つことすら、想像できなかった。
歩けるってすばらしい。\(^O^)/
ずいぶん、思考回路が単純になった気がする。
朝食は、8時に来る。
コールスロー、トマト一切れ、バナナ1本、牛乳パック1つ、苺ジャム
およそ、病人食と思えない内容。
そして、見事にすべて冷たくて、身体が冷える。
食事中から、身体が冷えて胃痛。
なんとか食べ終えて、ロキソニンを飲んで横になっていたら、先生らしき人と看護師さん登場。
先生は、今まであったことのない人だった。
寝返りが打てなかったせいで、何とか痛みから逃げるために、一所懸命腹筋以外の筋肉で、身体の向きを変えようと試みたせいで、全身筋肉痛。
なので、お腹のガーゼを剥がされる時に、筋肉痛に響いて、痛かった。
お腹の管を抜くの、痛くないけど変な感じがするって、看護師さんが言っていたけど、ちょっと、痛い気がする。
痛くてしばらく動けなかった。
とにかく、売店に行かなくては! 必至で歩いてみた。
途中、ナースステーションでシャワーの予約をする。
先生の診察があるかも? と、看護師さんが言っていたので、診察の時間に響かないだろう時間を聞き、予約を取った。11:00~11:30。
そして、ナースステーションで売店(ローソン)の配達サービスの申込書を発見!
一応、病室から動けない人用に、そういったサービスがあるのは良いと思うが、事前に教えてくれたら良かったのにな……。と思った。そして、病室に申込用紙置いてあったら良かったのに……とも思った。
しかし、このサービス土日祝日はやってないらしい。
みごとに、動けない日が土日にかぶっていた私には、どのみち使えないサービスだった。
頑張ってローソンへ行き、水分をたくさん買った。
重かった。お店の人に「重いので気をつけて下さいね」と心配された。
手が塞がって、お財布をおへそに当ててしまって、やや痛かった。
おへそのガーゼは、昨日のうちに剥がされて、無防備だった。
手術で、カメラを入れるためにおへそは、バッテンに切り込みが入れられていた。
デッカいデベソのようだ。これって、元に戻るよね? と不安になったし、早々にノーガードで大丈夫? とも思っていた。
下腹部にも3カ所開けた穴には、昨日のうちにセロハンテープのような透明のテープが貼られ、管を抜かれた穴は、先ほど同様のテープで留められた。
医療は進歩しているとは言え、こんな簡単なテープをしただけで大丈夫な物なんだろうか、シャワーしみないのかな? 不安。
そして、ローソンにはパジャマ姿で買い物に行ったのだが、知り合いに会ったら……と思うとぞっとした。(たぶん会わなかったと思うけど)
病室に戻り、ベットから起き上がる練習をする。
リクライニングと鉄柵のお陰で何とか起き上がれる状態(腹筋は使えないのは、こんなに大変だったのかと腹筋に敬意を表する)
家にはリクライニングや鉄柵などないのだから、何とか腕の力だけで起き上がれるようにならなければならない。
そして、いよいよもうすぐシャワーの時間だ!
と、思っていたとき看護師さん登場。
多少時間を取られたが、シャワーの注意点を聞けて良かった。
例のテープは、四隅がぺらぺら剥がれ出したら、もうテープを剥がしてしまって大丈夫とのこと。
最後に貼られた管後のテープは、テープの中で最後に剥がそうと、密かに心に誓う。
シャワー室には、時計がないので30分間の使用時間は、勘でしかない。
中で倒れられたときに困るかららしいが、シャワー室は、内側から鍵をかけちゃいけない。
なので、使用時間が過ぎて次の人が入ってきたら嫌だなと思って、できるだけ早めに出る。
シャワー台では、おじいちゃんが看護師さんに髪を洗ってもらっていて、
そこに置いてある、ドライヤーを借り損ねた。
しかし、季節は夏だしエアコンとタオルドライで何とか乾いた。