子宮に39(サンキュー)、子宮筋腫(仮)との決別

39歳独身 サボってた婦人科検診に4年ぶりに行ったら 子宮筋腫核出手術をすることになりました。

子宮筋腫についての一般論と私的現実

 

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 なぜだか、子宮筋腫について調べると、病院のHPなどでも軽視された記事がほとんどだ。

 

 良性の筋腫だから、命に支障はない。

 

 婦人科系でポピュラーな病気だとか。

 

 閉経を迎えれば小さくなるから、そこまで持ちこたえられれば手術の必要はない。

だとか、

 (エストロゲンという女性ホルモンによって、大きくなるそうだ。生理で女性ホルモンが上昇するため、生理の度に大きくなるらしい)

 

 

 拳大より大きくなったり

 大きくなることで他の臓器を圧迫している場合、

 過多月経や月経痛の症状がひどい場合、

 妊娠を望んでいる場合

 

 などの場合は、手術することもある…みたいな書き方。

 

 ごく希に、悪性の腫瘍の可能性もあるので、軽視はできない……なんて、書いてある記事は極一部だった。

 (終わった後に調べ直した出てきた記事なので、手術前はこんな記事見つけられなかった)

 

 

 

 こんな風に書かれているから、無理して手術することない。と思ってしまう。

 手術前にネットサーフィンしてたら、

 

 身体に傷をつけるなんて、よくない、私は手術をしない…と断言している人もいて、スピリチュアルに頼って、筋腫を小さくしてみせる……なんて書いている人までいた。

 

 まあ、しなくていいい手術なんか、好きでする人なんて、あまりいないだろう。

 

 好んでするものではないだろうが、何故か私の場合は選択肢がなかった。

 

 普通は、手術するかどうか本人が決めるようなのだが、

何故か、私の場合は最初から手術をする方向性で話が進んでいて、

「嫌です。したくありません」なんて、口を挟む余裕がなかった。

 

 後にして思えば、医者の判断は正しく、有無を言わさず取るべきモノだったのだけれど…。

 

 というのは、

 手術をしてみて初めて知った。

 

 実は、子宮筋腫と言われていたものが取ってみたら、子宮筋腫ではなかった。

 

 こうなってみるまで、子宮筋腫じゃないものの可能性があるなんて考えても見なかった。

 

 子宮筋腫ではなくて、何かと言えば、

 良性とは言い切れない別の腫瘍だということだった。

 

 良性じゃないとはどういうことなのか、と言うと、それはつまり、いわゆる癌という奴だったことも全てが終わってから気がついた。

 

 まあ、幸い私の中にいたブツは、中でも稀な良性の腫瘍だったわけだが…。

 

 後になって癌の可能性もあったことを知り、

 

 癌て、本当に身近な存在だったんですね(;^^)ヘ..……という感じだった。

 

 手術が決まって職場に伝えなくてはならなくなったとき、子宮筋腫だと思い込んでいたので、職場の上司にはこう伝えた。

 

 「別に、癌とかじゃなくて…よくある病気だから、大丈夫だから」

 

 男の人に「子宮筋腫」とは、伝えられなかったし、子宮筋腫なんて別にたいした病気じゃないと思ってた。

 

 だって、30代~40代の4人に1人はあるものだというし、よくある病気だと思っていた。

 

 しかも、2~3日で退院できて、翌日か翌々日には仕事に出られると思っていた。

 

 手術前にも、手術後にも悪性の可能性を疑われていたのだが、悪性=癌 だとは思ってなかった。

 

  悪性=悪いもの としか考えてなかった。

 悪いもの って何だろうとは、考えなかった。

 

 つまり、結果から言えば たいしたことないメジャーな病気と見せかけといて、その実、良性の皮を被った悪魔の可能性もある物体だった。

 

 結局の血液検査だ、超音波検査だ、エコーだ、レントゲンだ、MRIだ と色々調べてみたところで、予測でしかないわけ!

 

 取って調べてみないことには、判らないらしい。

 

 なので、油断召されるな!

 子宮筋腫だからと、タカをくくっているととんでもなく高くつくこともある!

 というのが、私の経験からは言えることなのである。