呼ばれて診察室に入り、資料を渡し、今までの経緯を説明した。
色々不満もたまっていたので(なかなか進展しない検査結果に)一気にまくしたてて説明した。
その先生曰く、
MRIの画像の判断というのは、放射線科の先生が判断するものだ。
先生は、放射線科ではないので正しく判断しきれない。
そして、今回MRIの画像を先生が見る限り、形から見るに、たぶん大丈夫だとは思う。
…いや、でもこの速度で成長しているので、悪性の可能性も捨てきれない。
おそらく、これだけ検査にかかっているのは、どの先生も悩まれているため、妥当な判断だということ。
出産は、望まれてますか?
と、この病院で初めて聞かれる。いままで誰も聞いてくれなかった。
年齢的に考えてどうなんだ。
まだ結婚もしていないのに…。
て言うか、できるのか結婚。
しかし、チャンスは残して置きたい。
何とか「できたら…」と言葉に出した。
悪性の可能性が少しでもあるなら、痛いとかなんとか言ってられない。開腹手術一択。
腹腔鏡だと小さく切って取り出すため、悪性の場合悪いものが体の中に飛び散るため、できないという。
子宮全摘…という言葉も言われた気がする。
F市民病院は、あまり評判が良くない…と組み紐の生徒さんに聞いたので、それも聞いてみた。
他の科はわからないが、産婦人科は大丈夫とのこと。
後にPCで調べたら、産婦人科は県内で名医になっていた。
大丈夫なら、F市民病院だな。この病院空気が合わない。
もしも、この病院で手術するなら、悪性の場合 今月末、良性の場合、3ヵ月後だと言われる。
手術はした方が良いとも言われた。
ああ、やはりそうか…と思った。
帰り道、駅から駐車場まで とぼとぼ歩く。
歩きながら、子宮取っちゃうのか…。
取っちゃったら、女じゃなくなるんだろうか…と悲しくなった。
この病院に行くまでは、
子宮筋腫は99%以上良性の腫瘍だ。
悪性?
ないない、だって悪性の可能性なんて、0.5%だよ? あるわけないじゃん! と楽観してたのに、な…。
そして、やっぱ開腹なのかぁ~ということが、頭でぐるぐるしてた。
この日のお会計 ¥ 850 円