子宮に39(サンキュー)、子宮筋腫(仮)との決別

39歳独身 サボってた婦人科検診に4年ぶりに行ったら 子宮筋腫核出手術をすることになりました。

入院1日目_Part5 手術前最後の診察

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 その後、看護師さんが診察の確認を取ってくれて、診察室まで連れて行ってくれた。

 

 通院で使っていた診察室とは別の場所にあり、増改築を繰り返している病院らしく、看護師さんも場所をうろ覚えらしかった。

 

 知っている道順でしか、たどり着けないらしい。 連れてきてもらえなかったら、一人では来れなかっただろうな。

 

 さすがに、内診台も慣れっこ……と言いたいところだが、やはりあの椅子を前にすると身がすくむ。

 

 しかも、パジャマ姿で先生に会うのは初めてで、変な感じがした。

 

 カーテン越しにN先生が診察してくれていたが、途中で最初に診察してくれていたK先生の声も聞こえ、筋腫が4cmと二人が話しているのが聞こえた。

 

 仕事やプライベートでストレスにもさらされていたはずの筋腫、よくぞ小さくなってくれてもんだ! 密かにガッツポーズと感動。

 

 相変わらず、診察はあっという間に終了。

 カーテン越しに、ちらっとK先生が顔を見せて、

「明日、私も執刀しますから」っと、素早く、軽くあいさつされた。

 

 お忙しいのでしょう。

 本当に素早かった。対してあいさつするまもなく、終了。

 

 筋腫は、小さくなった。

 麻酔は、マスクタイプで、背中を丸めて刺すタイプでも、手の甲にぐりぐりするタイプでもない。

 そして、筋腫以外は至って健康体、麻酔の副作用も少なそうだ。安心要素は多い。

 

 しかし、絶食の時間が長い。

 明日は一日、何も口にする事ができない。

 

 許されているのは、朝の6時まで水を口にすること。

 術後は、口をゆすぐことくらいだ。

 

 季節は夏、のど渇くだろうな。

 

 明後日の朝にならないと、水が飲めない。

 明後日の昼にならないと、食事ができない。

 

 そして、寝る前の下剤と明日の朝の浣腸が怖い。

 どちらも、人生初。

 便秘だってほとんど無いのに、下剤ってだけも不安なのに、浣腸って未知すぎる。

 

 他の人の闘病ブログを見る限り、浣腸を受けて、しばらくトイレを我慢するのが辛い。我慢しきれず、すぐ、トイレに行ってしまった。

 

 と書かれていたのに、大丈夫だろうか……。

 

 個室にすれば良かっただろうかと悩んだが、皆カーテンを引いて、いっさいあいさつもない。

 

 プライバシーは保たれ、これはこれで快適だな~。

 

 後は、ベットでごろごろして過ごす。

 

 最後の晩餐。

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 夜の9時に下剤を飲むように渡された。

 食後、ごろごろしながらヘッドホンを付け、テレビを見てたらうたた寝してしまい、危うく、下剤を飲み損ねるところだった。

 

 隣のベットには、私と同じ手術を午後受ける方らしい。

 2児の母で、帝王切開経験者。

 

 どうやら、手術全くの未経験者は私くらいのようだった。

 

 夜見回りに来た看護師さんが、お隣さんには眠剤を渡していたのだが、

私には、眠剤を出すかどうかも聞いてくれなかった。

 

 手術に未だに実感が持てず、緊張感のかけらもなかったから、リラックスそのものと判断されたんだろうな……。

 

 まあ、食後うたた寝するくらいだったから、眠剤、要らなかったわけですが……。

 

 ここで、ちょっと、スピリチュアルの話になるが、私にはお世話になっているヒーラーの先生がいて、その年の3月に個人セッションを受けていた。

 

 全くの勘違いで、ネット社会のお陰でとある病気になったんじゃないかと不安になり、病院の診断結果を聞く前に、心を穏やかにする目的で、受けたものだったが、そのときにヒーラーの先生が私から、「不安」を取り除いてくれたとおっしゃっていたが、ここに来て、それが大活躍。

 

 結果、それは全くの勘違い……という恥ずかしい結果になったのだが、

その後来た生理が出血がここ最近で一番多くて、あれ? と思った。

 

 2年~3年ほどサボっていた、婦人科検診を受けてみよう! と直感が働いた。

 

 結果、現状に至るわけだが、勘違いは恥ずかしいが、本当にあのタイミングでの個人セッションは、大大大正解だった。

 

 そんなこんなで、のんびりとぐっすりと夜はふけていった。

 高校時代修学旅行で、同室の中で緊張して最後まで、寝付けなかった私だったが、成長(?)した。いや、30代も最後にして、図太くなったんだろうな…。