病院のHPによると、9時半から退院手続きを行うことができるとあったので、もう退院の手続きをして良いのか、そわそわしていたら看護師さんが来た。
退院証明書と退院療養計画書 なるものを物をもらう。
そこには、
次回の診察日:8月7日
退院後の治療上留意点:出血増加、腹痛、38度以上の発熱などありましたらご連絡下さい。
何かありましたら平日昼間は産婦人科外来、夜間や休日は救急外来へ連絡し、受診して下さい。お大事になさって下さい。
と書かれ、担当看護師さんと先生の名前も書かれていた。
念のためにと、麻酔の先生から痛くなった時用に、ロキソニンを10回分出してもらった。
もらった書類を窓口に出し、お会計。
¥ 61,280
限度額認定証 さまさま。
明細を見ると、麻酔代だけで¥98,660 手術代は、¥411,050
健康保険も限度額認定証もなかったら、¥ 702,450 払わなくてはならないところであった。
しかも、通院中に奇跡的にカードの暗証番号を思い出しておいて良かった。
カードで支払えた。
全身麻酔って、やっぱり高いんだな~Σ( ̄□ ̄;)
つくづく、日本で良かった。
病院を出たところにタクシー乗り場があった。
何とか荷物を持って移動するのがやっとで、とてもじゃないが駅まで歩く気力も電車に乗れる気もしなかった。
不安だったが、病院からタクシーに乗る。
女性ドライバーだった。
ウチのような田舎の場所を言ったところで通じるだろうかと不安になったが、
住所を言うと、なんとかわかってくれたようだった。
カーナビに何かを入力したようには見えなかったけれど、スマホがあって音声で入力したのだろうか……。便利な時代だ。
本当にたどり着くのかドキドキしたが、無事、家の近くまで送ってもらえた。
家に帰ると、両親は不在。
洗面所はピンクカビで汚れているわ、冷蔵後に入院前に作っていった麦茶は、ほぼ空だわで、洗面所の掃除をし、麦茶を煮出して作る。
(水出しの麦茶は着色料が気になるので、麦茶は煮出し用を愛飲している。家族にも沸かし方は教えているのに、だれも代わりに作ってくれない)
ちょっと動いただけで、熱が上がりふらふらする。
まるで、主婦の帰還のようだ、やれやれ……。
母が仕事から帰ってきて、お昼を頂く。
なんと、メニューは、赤飯に筑前煮……。
おめでた? お正月? なんか、恥ずかしかった。
食後、持って帰ってきた荷物を片付ける。
病理検査の結果次第では、再び入院という事もあり得るので、旅行鞄の中に入院用スリッパと旅行用の化粧水、シャンプー、歯磨きのセットは中に入れておく。
なんとか、歩けるというレベル。
階段も手すりがないと登れない。
ちょっと動くと、熱が上がっていふらつく程度。
熱が上がっても、37度ちょっとと微熱。
あとは、のんびりと過ごして一日終了。