私は、ジレていた。
ーーーというのも、病院に行く度に次こそは、結果が出る、次こそは…と病院通いをしているのにずっと結果が先送りになっていたからだ。
お友達の紹介してくれた病院に、セカンドオピニオンした方が良いのだろうかとぼんやり考えていた。
HPを見ると、セカンドオピニオンの申込書がPCで印刷できた。
できたが、これをかかりつけの病院に持って行って、先生にサインをもらわなくてはならない。
しかも、セカンドオピニオンは高かった!
30分で、1万税別‼
そんなこんなで、モンモンとしていた。
組み紐の授業中、先生に病院でのことを報告。
すると先生は、その病院大丈夫なの?
他の病院で見てもらったら?
次の検査結果みてから、ダメだったら考えようかと思っていると言うと
それじゃあ遅い。
とにかく、今までの経緯を次の病院で相談してみたら?
ああ、そういう考えもあるのかと驚いた。
そして、先生が昔お世話になった病院を教えてもらった。
先生は、結婚したばかりの頃、卵巣全摘を言い渡されたところ、片方の卵巣の摘出で助けくれたのがその先生らしい。
調べてみたら、まだご活躍中らしく、その先生に診察してもらうよう、ネットで予約が取れた。
しかし、ご高齢で大丈夫かしら…とは思ってた。
家に帰って、今までの経緯をPCで打ち出す。それに血液検査の結果をコピーし、MRIのDVDを持って行こうと用意した。
本当に、就職活動じみてきた。
まとめるのは、職務経歴…ではなく、病歴だけど……。