自己血採血について
手術を行う際に輸血が必要となる場合があります。
このとき他人の血液を使わずに前もって取っておいた自分の血液を輸血することを自己血輸血と言います。
自己血をとることを貯血といいます。
<方法>
採血用の針を刺して採血をします。
1回の貯血では、だいたい200ml~400mlの血液を採ります。
血液を採取するのに15分程度かかります。
<注意事項>
● 採血前夜は激しい運動や過度の飲酒を避けて、十分に睡眠を取りましょう。
● 採血当日、体調が悪い場合は、来院する前に外来に電話して相談して下さい。
● 食事をきちんとたべてから採血に来て下さい。
● 採決後は、水分を摂取していただくてはならないので、300~500mlぐらいのお好きな飲み物をご用意して下さい。
● 採決後は、激しい運動・労働は避け、入浴はシャワー程度にして下さい。
また、車の運転は出来るだけ避けて下さい。
● 採血した日は、飲酒はやめ、食事、水分は十分にとり、ゆっくり休みましょう。
輸血説明・同意書
輸血の必要性および起こりうる副作用など
● 治療に際して輸血を必要になること、またその可能性があること。
出血、手術、貧血、血小板減少、凝固因子低下、化学療法、その他( )
● 輸血の安全性は以前より高まっているが、輸血による感染症は回避できない物があること。また免疫副作用(輸血後GVHD、溶血反応、発熱、じんま疹 など)が起こる可能性があること。
● 輸血を受けなかった場合、重い合併症が起こる危険性があること。
自己血輸血について
輸血には、献血による同種血輸血と自分の血液を用いる自己血輸血があること。自己血でも不足すれば他人血併用もあり得ること。
○使用予定日 平成30年7月27日 予定採血(輸血)量( 400 )ml
輸血に関する検査等
● 安全な輸血を行うために、輸血前に血液型、交差適合試験などの検査を行うこと。
● 輸血後感染症を早期発見するために、輸血後3ヶ月をめどに医療機関を受診し、肝機能検査、HB s抗原・HCV抗体・HIV抗体・HTLV-I抗体検査等を受けることが推奨されている。
なんて、書かれている書類をもらい一通りの説明を受ける。
また、貯血にあたり貧血予防に鉄剤の処方箋ももらう。
病院の近くの調整薬局で鉄剤をもらって帰らないといけないらしい。
自己血を使っても100%安全というわけではないですよ。
自己血で足りないときは他人の血液も使いますよ。
他人の血液の場合は、自己血より感染症のリスクが上がりますよ。
みたいなことが書かれていたり、説明されたりした。
次回の持ち物は、500mlのペットボトル。
400mlの血を抜くから、抜いた後、500mlの飲み物を飲んでから帰らなくてはならないらしい。
あと、入院にあたって、帰りに売店で T字帯 なるものを買って帰るように言われた。どうやら、手術当日に履く紙おむつのようだった。
それと、夜用ナプキン1枚、念のため2~3枚あった方が良いだろうと言われた。
後は、入院の説明を入院窓口で説明を受け、病院の外の薬局で、鉄剤を手に入れなくてはならない。